皆さんのご支援で、第一目標を達成することができました!ありがとうございます。
第2目標を150万円(研ぎ 白鞘 はばき代など)とし、高岡神社に残るあと二振の宝刀も研磨したいと思います。

高岡神社には、もう二振奉納刀が保管されています。


  • 【表銘】備中州中津井郷大月世龍子源祐国
    【裏銘】奉宝納高岡宮神前 天保十五年九月吉日(1844年)
    刃長 二尺八寸(85cm) 今から172年前の刀です。
  • 脇指
    【表銘】中備中津井郷大月世龍子祐国 天保十五年八吉日
    【裏銘】奉宝納八幡宮神前(合祀され高岡神社の所有となった)

祐国は備前長船の刀鍛冶横山加賀介祐永の門人で11年間長船で修業したのち、故郷中津井に帰郷しました。しかし、この奉納刀を作刀してすぐ天保十五年十一月四日、二十六歳の若さで病死しています。したがって、彼の作刀期間はわずか一年たらずで残された作品は非常に少ないようです。

この奉納刀は、おそらく死期を悟った祐国が全身全霊をかけて作刀したものでしょう。是非、この二振も研磨して大切に後世に伝えていかなければならないと感じています。引き続き、ご支援よろしくお願い申し上げます。

プロジェクトの詳細についてははREDYFOR様のページにてご確認頂けます。